花いおり


花いおり

簡略化されたものが流行る昨今、利休居士道歌の「規矩作用、守りつくして破るとも、離るるとても本を忘るな」と歌われた一首が私の中に浮かんで離れません。
昭和30年に『魚のぶ』として産声をあげた弊社は、季節のうつろいを感じて、ぜひ故郷に帰ったような気分で「花いおり」でくつろいで頂きたいという思いで、
『花(季節)』に『いおり(故郷の意)』の字を頂戴し、「花いおり」と命名し再スタートしました。
たゆたゆとした四季(とき)の流れを感じ、銘酒と吟味された料理をお楽しみください。
皆様に、本物の旬肴と旬菜をお届けし続けることを社員一同、決意を新たに目指していく所存でございます。
「花いおり」におきましては、伝統を受け継ぐ師匠の技と、懸命にそれを写瓶する師弟の姿を、料理を通してお客様ご自身でぜひお確かめください。

店主 廣井 邦光

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